白糸ノ滝から福智山(901m)

【前書き】
 最近、体重が78kg前後で高止まり。頑張って山に登れば登るほど、膝への負担は増し、膝が痛い。
 日曜は用事があるので、山に行くなら今日しかない。一応、高住神社から英彦山に登って、南岳を下った後に裏英彦山道を歩いて、籠水峠経由で高住神社に戻ろうと予定していた。ところが、朝、仕事の嫁さんを送って、洗濯して、食器を洗ったり、犬の散歩をしていたら8時を過ぎてしまった。晩御飯を作るためには、15時までには帰りたいし。結局、英彦山は止め。
 近場の福智山。天気は良さそうだし、今まで登ったことのない白糸ノ滝から八丁ノ辻経由で登ることにしました。

【年月日】’08.9.27(土)
【コースタイム】上野峡駐車場(9:10)→白糸ノ滝(9:35)→林道(10:15)→福智山(11:10-25) →林道(12:25)
          →駐車場(13:05)
【同行者】単独

【写真と解説】

 白糸ノ滝から福智山に登ろうと20年位前に来たことがあるのですが、肝心の白糸ノ滝がどこにあるか分からずに帰った思い出があります。
 今回も看板で場所を確認したり、ちょっと時間を使いました。白糸ノ滝入口には駐車場があります。10台位は止められると思います。

 白糸ノ滝です。さて、どこに登山口があるのか、さっぱり分かりません。
 私はほとんど単独で初めてのところに行くことが多いので、このパターンは結構あります。
 たまたま夫婦の登山者が登っていくのを見て、登山口が分かりました。登山口は写っていませんが、写真の左側にあります。

 登り始めて暫く行くとシダが茂っています。福智山の他のコースとは少し感じが違います。
 途中、林道を横切ります。林道を過ぎると少し勾配が急になります。登りでは気が付きませんでしたが、下りで初めて急勾配に気がつきました。ロープが張られていますが、下りで利用しました。

 林道を横断する場所でナンバンギセルを見つけました。偶然、通りかかった夫婦に名前を聞きました。ナンバンギセルの名前は知っていましたが、実物を見たのは初めてです。

 樹林帯を抜けると展望が得られました。今日は凄いです。天気が良くて、だいぶ空気が澄んでいます。
 ススキと鷹取山です。いつ来ても福智山からの展望は感動ものです。

 八丁ノ辻辺りから見た福智山山頂です。これは帰りに撮影したのですが、登山者は相当数いました。
 コンロでお湯を沸かしたり、皆さん座り込んで昼食を採ってましたが、私は写真を撮ってさっさと下山です。
 早く帰って夕食の準備をしたり、マックスを病院に連れてい行ったり、用事があります。

 皿倉山がはっきり見えます。直線距離で12km位ありますから今日の視界は大したものです。
 写真右下に赤い若戸大橋が小さく写っています。

 今日は関門橋まではっきり見えました。直線距離で約29kmあります。
 写真中央やや左寄りに海を挟んで二本の白い棒が立っている様に見えるのが、関門橋です。
 手前の町は小倉の市街地です。

 平尾台です。写真左の頂が貫山です。右寄りの小さな頂は周防台でしょうか。
 こうやって見ると平尾台は狭いですね。ほんの小さな範囲です。コンクリートの原料に石灰岩を切り出さなければ、もっと広かったのでしょうが。

 今日登ってきた八丁ノ辻方向です。
 この季節、蛇が日向ぼっこをしに、道に出てきます。今日も数匹見かけました。
 中々、気持ちの良いコースでした。

【後書き】
 福智山山頂では今日も登ってきた人達から「わあ〜!」と歓声が上がっていました。それくらい福智山からの展望は素晴らしいと思います。
 今日初めて白糸ノ滝から登りましたが、残念なことに登山口の案内もありませんでした。
 下りは途中から上野峡の方に下りたのですが、上野越コースの途中に小さい案内板があっただけでした。コースはちょっと傾斜が急ですが、良く整備されています。雨の後など道が滑る時はこのコースは止めといた方が良いかもしれません。

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